福岡県の小学校で、1年生の児童が給食に使われていた「ウズラの卵」を喉につまらせ、窒息死する事件がありました。
担当教諭が背中をたたくなどの応急処置をしましたが、残念ながら尊い命が失われてしまう結果となったのです。
今、この事件について、給食にウズラの卵を使用することを禁止する動きが出ていますが、根本的な問題解決のためには、そのほかにも改善すべき点が多々ありますね。
さて今回は、子供がいじめを受けている場合に親がすぐやるべきことは何かについて、詳しくお話ししていきます。
愛する自分の子供が万が一いじめの被害者になっていたら、親としてどうするべきなのでしょうか。
子供をつらい状況から一刻も早く救うためにも、ぜひ読んでみてください。
1.うちの子がいじめられている?子供のいじめを見抜く4つのサイン!
もしも、皆さんの子供がいじめられているとしたら、どうすればよいのでしょうか。
まずは、子供のいじめを見抜くための4つのサインをご紹介します。
その1:学校になかなか行きたがらない
子供がいじめに遭っていると、学校になかなか行きたがらなくなります。
家にいるときは明るく過ごしていたのに、学校に行こうとすると表情が暗くなる、黙り込んでしまう、泣いてしまうといったパターンです。
いずれにしても、学校になかなか行きたがらいのは、子供が見せるいじめのサインの一つなので、慎重に観察する必要があります。
まずは、学校に無理やり行かせるのを避け、子供の気持ちに寄り添ってみるとよいでしょう。
その2:不自然にに明るく振る舞う
不自然に明るく振る舞うのも、子供がいじめられているサインと考えてみてください。
自分がいじめられていることを、親である皆さんに気づかれないようにしていることがあります。
自分がいじめられていることを知ったら、親が悲しむことを分かっているからです。
不自然に明るく振る舞う様子が見られたら、その理由をきちんと調べてみるべきでしょう。
その3:なくし物が異常に多い
なくし物が異常に多くなると、子供がいじめられている可能性があります。
子供のいじめでは、持ち物を隠される、捨てられてしまうといったことがよくあるからです。
特に、上履きやサブバッグ、体操服などが頻繁になくなるようなら、注意してください。
子供がいじめのターゲットになっている可能性が、高いといえます。
その4:体調不良が訴えることが増えた
子供が体調不良を訴えることが増えたら、背景にいじめがないか注意してみましょう。
子供は心身が未発達なため、成長段階でどうしても体調不良を訴えがちなのは事実です。
とはいえ、原因不明の頭痛や腹痛・発熱が増えたなどの場合は、精神的な問題を抱えていることが考えられます。
この場合、第一に学校での問題があると考え、いじめられている可能性があるといえるでしょう。
2.子供がいじめられている!親がすぐにやるべき4つの方法を解説!
では、子供がいじめられていることを確証したら、親としてどんなことをやるべきなのでしょうか。
ここでは、すぐにやるべき4つのことについて、詳しく見ていきます。
その1:学校の様子をさりげなく聞いてみる
まずは、子供に学校の様子をさりげなく聞いてみましょう。
このとき、耐えきれなくなった子供から、いじめの事実を訴えてくることがあります。
たとえ「楽しいよ」「特に何もないよ」と言っていても、表情がこわばっている、貧乏ゆすりをしている、声色がおかしいといった様子があったら要注意です。
つらい、悲しいといった気持ちを、裏に隠していることが考えられます。
その2:学校のネット掲示板などをチェックしてみる
学校のネット掲示板などがないか、チェックしてみてください。
最近では、ネットに学校ごとの掲示板を作成し、生徒が好き勝手に投稿しているケースがたびたび見られます。
ここで、子供がいじめられていると判断できる書き込みが見つかることもあるでしょう。
ただし、最近では、LINEなどの非公開グループでいじめが行われていることも多く、簡単には見つかりにくいことがあります。
その3:帰宅時間に学校周辺で張り込んでみる
子供がいじめられている確証がある場合は、子供の帰宅時間に学校周辺で張り込んでみるのも一つの方法です。
子供のいじめは想像以上に厄介で、登校から下校まで、何をされるか油断できないことがあります。
帰宅する際にも、何かされている可能性を否定できません。
ただし、学校の周辺で張り込むと、親のほうが不審者扱いをされることがあるので注意が必要です。
その4:信頼できる探偵事務所にいじめ調査を依頼する
信頼できる探偵事務所へいじめ調査を依頼するのも、よい方法です。
探偵事務所はいじめ調査のプロであり、完全な第三者として、いじめの客観的な証拠をつかむことができます。
いじめの客観的な証拠をつかむことは、学校やいじめの加害者への抗議や法的な制裁への大きな後押しになるものです。
大切な子供を守るためにも、積極的に検討してみてください。
まとめ
今回は、子供がいじめを受けている場合に親としてすぐにやるべきことについて詳しくお話ししました。
子供のいじめは、まだ幼くて未熟だからという言葉で片付けてはいけないほど、深刻な問題になっているものです。
まずは、本当に子供がいじめられているのかを確認し、いじめ調査を行って客観的な証拠をつかむことをおすすめします。
私どもでも、子供のいじめ調査を数多くご依頼いただいた実績がありますので、お気軽にご相談ください。
専門スタッフが親身になってお話を伺い、問題解決に向けてご一緒に考えさせていただきます。